第56章 ハロウィンの花嫁〜復讐を誓う民間組織〜
ーー貴方side
エレ「プラーミャは特殊な液体を使う危険なテロリストだ。奴の手によって殺された者は数知れず……私の、家族もまた奴に殺された」
そして、この地下にいるカボチャ頭の人物は全員がプラーミャによって大切な人を奪われた人達であり復讐を誓った同志たちだと話してくれた。それを聞き、今まで被り物をしていた人達が次々と姿を見せていく。
エレ「我々は独自にプラーミャを追っている」
ーーコナンside
雪と千葉刑事の救出作戦は失敗し高木刑事が攫われてしまったが、道中で発信機を攫った人物の1人に付けていた事で何とか位置が分かり佐藤刑事達に送る事に成功した。
コナン(いた。良かった雪は無事みたいだな)
2人とも今の所は無事なようで何よりだ。安堵の中、エレニカと名乗る人物はこれまでの経緯を簡単に話していた。これで何故隼斗刑事を探していたかも理解ができた。彼等は民間組織で独自にプラーミャを捜査していた為、隼斗刑事の殉職を知らなかったのだと。
高木「事情はわかった。で、俺に何をしろって」
エレ「プラーミャが作った爆弾について教えて欲しい」
そお願いする彼女に高木刑事は警察には頼まないのかと聞けば険しい顔で信用できないと即答。そして今回の焼死事件の被害者はエレニカの兄、オレグさん。
エレ「プラーミャには1つの決まり事がある。爆破を決行する前に準備に使ったアジトに火をつけ証拠を隠滅する」
そしてエレニカさんの兄は数ヶ月前にそのアジトを見つけタブレットを入手。だがタブレットは直ぐに壊れてしまい確認出来たのは爆弾の構造らしき物と東京に関係がある物。それを知るために警視庁までやって来たが事件に巻き込まれてしまった。
ただ、今回の事件ではそのタブレットが爆破の原因。つまりこれは元々計算されていた爆破という罠だったとあう事だ。
高木「君の兄は3年前にも東京にいた、それは何故だ?」
エレ「あれは私達がプラーミャに仕掛けた罠だ」
本来はその時に捕まえる予定でわざとプラーミャに爆弾の依頼をしていたが捕まえることができず、代わりに隼斗刑事達が爆弾を停めたらしい。
高木「俺達はお前達の尻拭いって事か」
エレ「兄は言っていた。我々が出来なかったプラーミャの爆破を停めたんだと」