第55章 ハロウィンの花嫁〜最悪のプレゼント〜
ーー松田side
ポットと布を投げ捨てた雪。ガキ供はどう言う事だと言っていたが灰原と言うガキは察した様で大きく広げてメガネの坊主を受け止める準備をしていた。なら俺達は雪を受け止める事に集中させてもらう。
萩原「雪ちゃん、もう少し降りて!」
松田「せめて2階辺りまでは気合いで降りろ!」
雪「え、受け止めるんですか⁉︎」
松田「当たり前だろうが!」
どうやら雪は自力で降りようとしていた。いくら運動神経が良くてもその思考になるのは恐ろしすぎる。どこかのパッキン野郎に思考が似てきたのでは心配になってきてしまう。
ドォォォォォォン
バキッ
雪「あっ⁉︎」
コナン「っ‼︎」
雪が3階、坊主がまだ6階付近のパイプにしがみついていた時、ついに爆弾ば爆発した。その爆破で元々錆びていたパイプが遂に折れてしまう。坊主は折れれたパイプの上を器用に走りどんどん地面に近づく、雪も急いで降りてはいたが今のペースじゃ間に合うか分からない。
松田「雪、飛べ!」
少し危険だが壊れて落ちるまでもう時間もない。俺は両手を広げて受け止める体勢に入る。
松田「ぜってー、受け止めるから!」
萩原「俺達を信じて!」
雪「!!」
覚悟を決めた雪は手を離し俺達の所へ落ちていく。何とか受け止めた俺達は勢いで尻餅をついてしまった。
雪「け、怪我はありませんか⁈」
松田「それはお前だ。怪我はねえか?」
雪「私は平気です」
ギュッ
松田「ったく、ほんとーに無茶しやがる」
萩原「罰として暫くギューしてね」
雪「え、えぇー///」
照れて離れそうとする雪を無視して俺達は抱きしめた。チラリと横を見れば坊主もだ問題なく着地出来ていたようで何よりだった。
目暮「雪くん!」
蘭「雪、皆! 怪我は⁉︎」
雪「大丈夫だよ」
蘭「はぁ〜良かった、本当に」
佐藤「貴方達も一緒だったのね」
松田「まあな」
避難途中に呼んでいた佐藤達がやっと来て俺達に何があったかと聞いてきた。俺達が答えるより先にガキ供が話し始めたので俺と萩原は一息吐く雪と眼鏡の坊主に近付くと2人の先には風見と言っていた公安の奴が立っており、スマホわ見て少し目を丸くしていた。
コナン「何とか爆弾の液体を回収したんだ」
萩原「また随分と無茶してるねー」
雪「これで何とかなれば良いんですけど……」
?「………」
