第52章 ハロウィンの花嫁〜3年前の名刺〜
ーー貴方side
松田「雪はそうやって笑ってろ、そっちの方がお前らしい」
萩原「そうそう。隼斗も笑ってろ雪ちゃんが大好きなんだから」
雪「……はい!」
松田「んじゃ、メシ食ったら考えるか」
隼斗があの外国人にいつ名刺を渡したのかを、と3人で考えるのであった。
ーー萩原side
食事を終え、俺達は改めて隼斗が名刺をいつ渡したのか考える。隼斗が捜査一課にいた時期は俺と同じ1週間。ならその間の何処かになる。
雪「この名刺、捜査一課って書いてありますね」
松田「あー、確か俺達が一課に来たのは急だったよな」
萩原「えっと、11月の1日だったな。ハロウィンの翌日だったのは覚えてる」
雪「じゃあ1日に貰ったんですか?」
松田「いや確か急な転属で名刺だけ間に合わなくて、4日だったはずだ」
雪「でもお兄ちゃんは7日に……ってなると4.5.6.7日になりますけど」
松田「ってなると6日になるな」
雪「6日……って私のお父さんの……」
萩原「あー、分かってきたかも」
そう言い俺はあの日の事を思い出した。そう、それは雪ちゃんのお父さんの墓参りをした日だと。
萩原「あの日……あ、ちょーっとやばい事あったわ」
松田「……まさかアレか?」
萩原「その可能性が高いかも」
雪「えっと?」
萩原「……後で詳しく教えるね」
松田「……あんま良い話じゃないからな」
雪ちゃんには後で教えるとして、厄介な事が起きそうだと言うと、陣平ちゃんと雪ちゃんも察したのか急いで警察庁に帰る事に。
雪「佐藤刑事達が辿り着いてないと良いんですけど……」
松田「いやもう調べてるだろ。あの坊主が居るだろうし」
雪「ですよね……」
萩原「まあハムの2人はデータベースに名前とか残してないだろうけど、一応フォローしておきますか!」
松田「恩でも売ってやろうぜ」
雪「えぇ……」
そうして私達はこれから起こる事件へと巻き込まれていくのだった。