第50章 警察学校見学会
ーー貴方side
雪「お兄ちゃん達は撃たないの?」
萩原「格好いい所、妹ちゃんに見せてやればいいじゃん」
隼斗「いや、俺だってやりたいけどさ〜」
松田「調子悪い純で怪我したらどう住んだよ」
そんな事を話している内に訓練が終わってしまった。結局、兄と松田さんの撃つ姿は見れなかったけど、怪我しちゃうのも良くない。
隼斗「ま、いつか見せてやるからな!」
諸伏「いや、危ないから見せない方がいいでしょ……」
降谷「全くだ」
雪「あはは……ん?」
「実は球が一発足りなくて……」
鬼塚「何!?」
聞こえてきたのは教官達の会話。どうやら拳銃の球が足りないらしい。鬼塚教官は兄と松田さんに詰め寄ったが勿論そんな事をするはずもない。伊達さんのおかげで事なきを得たが、どこに行ったんだろうか。
隼斗「ま、そのうち出るだろうさ」
松田「ったく、俺らがそんな事する訳ねえってのによ」
そういう2人に私もそんな事するはず無いと伝える。すると松田さんが「ありがとよ
」と言って頭を撫でくれた。そんなやり取りをしている時、事件は起きた。
ガラガラ、バギッ
鬼塚「ぐあっ……!?」
隼斗「雪、見るな!」
雪「っ!!」
上から工事に来てた人と鬼塚教官が降ってきた。しかも鬼塚教官は工事の人を助けた拍子に縄が首に締まっている。私は兄に抱きしめられたおかげで一瞬しか見えなかったが大変な事になったという事だけはわかった。
「やべえぞ、命綱が教官の首に」
「落下してきた人、気絶してるんじゃね」
訓練場がパニックになり始める。私もどうしようと兄の服を掴むと大丈夫と言わんばかりに頭を撫でる。
伊達「おいお前ら、やる事は分かってるな」
松田「拳銃」
萩原「弾」
降谷「射撃」
伊達「俺は土台」
諸伏「じゃあ俺は土台の上のつっかえ棒かな」
隼斗「なら俺は親父を呼びにいくかね」
素早い判断で役割を決めていく。私も何か手伝うべきかと兄の方を見ると萩原さんが声を掛けてきた。
萩原「じゃあ雪ちゃんは俺と一緒に弾探し、お願い出来る?」
雪「はい!」
隼斗「よし、それじゃあやりますか!」
そうして私達は行動に移る。私は萩原さんと弾を探そうと訓練性の所へ向かう。
萩原「雪ちゃん、今から俺が言った事を大きい声で言ってくれない?」
雪「?」
萩原「_________って言ってみてくれるかな」
