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Forever [気象系BL]

第2章 櫻×松 [アイオライト]


-松本side-

俺だけを愛していると言ってくれた翔くんの声に
偽りなんて微塵も感じない...

安心感と同時に
不安になってしまったという罪悪感と
羞恥心が襲ってきた

「勝手に不安になって...ごめんなさい..」

翔「それだけ俺を思ってくれるって事だろ? ありがとう 築いてあげられなくて..ごめんな?」

「ううん...大丈..夫 あ...の..」

翔「ん?」

「あの...着替えて..くる...から....その..」

翔「なんで?」

「え..?」

翔「雅紀からのプレゼントなんだろ? 有り難く使わせてもらお? 明日な会社休みだし...ね?」

「..へ?...ぅわっ」

そう言うと翔くんは俺を抱えてリビングを抜けて寝室へと向かう

翔「折角だし智くんからのプレゼントも使わせてもらおうね」

俺に言ったのか..独り言なのか...
翔くんが歩きながら呟き,俺をベッドに下ろした

クローゼットを開けると大野さんから貰ったと言う
紙袋のうちの一つをゴソゴソと漁り,
"初めはコレかな.." とラッピングされた1つの袋を取り出した

「翔..くん...?」

翔「ん〜?」

「それ..なに...?」

翔「潤へのプレゼント... 智くんがくれた物の一部なんだけど... 開けてみて?」

袋を差し出す翔くんの顔は妖艶で
中に入ってる物は分からないけど...
開けてはいけない気がする...

だけどこの状況で断るなんてことも出来ないし..
空気に呑まれて袋の中を覗くとそこには...

「これ..は?」

翔「見たことない?」

「..うん...」

翔「ふーん 初めてなんだ」
嬉しそうにニコッと笑う翔くん...何で嬉しそうなんだ..?

翔「これね...玩具」

「玩具..?」

翔「これで気持ちよくなろーね」

「どういう..?」

翔「刺激...欲しいんでしょ?」

「違っ」

翔「いつもと違うセックスしてあげるね? メイドさん...」
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