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Forever [気象系BL]

第2章 櫻×松 [アイオライト]


-松本side-

躰の水気を拭き取り、
勇気を振り絞って
相葉さんから頂いたメイド服に着替えていく
なかには着方がわかりずらい物や...


「コレって...」

女性モノの下着まであった...
恥ずかしい..
けど翔くんに飽きられないため..

そう自分に言い聞かせて身に着けていった
全て着終えて鏡を見ると
自分の顔がみるみる赤くなっていく

下着が見えそう...
本当にこんな姿で翔くんは俺に飽きないでいてくれるのかな...
もしかして…気持ち悪がられた挙げ句、
愛想尽かされちゃう..とか..?


やっぱり、、着替えよう、、

翔「潤? 大丈夫? のぼせた?」

「だ...だ..大丈夫」

こんな格好絶対ダメだっ!
急に声を掛けられ、脱衣所で慌てる事しかできない俺

翔「じゃあ開けるぞ?」

「ちょっ 待っ..」

制止の声を掛けたにも関わらず開けられたドア

翔「えっ?  潤..それ..」

「ごめんなさいっ! 今すぐ着替えるからっ!」

固まる翔くん。。。
やっぱり.. 失望させてしまった..
泣きそうなのを堪えて
部屋着を取りに翔くんの横を通ろうとすると...

翔くんに手首を掴まれた

「な..に..?」

押し黙る翔くん..
次の言葉を聞くのが怖い...

捨てられてしまうのだろうか...


翔「何で着替えんの?」

「だって....気持ち悪いでしょ?」

そう言うと両手首を掴まれ廊下の壁に押し付けられた

「...翔..くん....?」

「すごく可愛い... もっと見せて?」

耳元で囁かれた言葉にゾクっと熱が背筋をはしる

目の前には俺の大好きな優しい笑顔...

でもそれとは裏腹に明らかに
熱を宿した声と瞳に俺は目が離せなかった...
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