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Forever [気象系BL]

第2章 櫻×松 [アイオライト]


-櫻井side-

第二営業に新しい企画案を受け取って
第一営業のフロアに戻ると、
智くんと雅紀と潤が談笑している様だった

ニノは資料室にでも行ったようだけど...

心なしか潤に元気が無いように見える

「どうかしたの?」

潤「なんでも...ない.....です..」

「そう..か...?」

なんでもないと言っておきながら
声は落ち込んでるし...
デスクに戻ってPC作業をしている今も...
なんだか物欲しそうな目で見つめてくるし...

......なんなんだよっ もうっ!......

「はぁ〜」

智「翔くんどうかしたの? さっきからため息ばっかり」

「うそ...マジ?」

雅「マジマジ」

無意識だった...

ニ「潤くんの事ですか?」

「ん〜 まぁ」

潤は資料室に行ってしまったから今はいない...

雅「.....」

「ん?」
あちゃーといったような顔の雅紀と智くん...

「何? なんか心当たりある訳?」

そんな男達ではないと分かっていても2人のその顔に不安が募る

雅「翔ちゃん....」

「ん?」

雅「その..あの....ファイト?」

「はぁ?」

智「翔くん...ちょっと..いい?」

「うん..いいけど...」

智くんに呼ばれて給湯室に行くと...

~ドサッ~

「なに..これ...」

そこそこな大きさの紙袋を3つ手渡された

智「松潤の事は...まぁ..松潤自身がどうかすると思うから大丈夫...多分....」

「なにその曖昧な答え... ふふっ」
智くんらしいというか...なんというか....

智「この紙袋は...その...お詫び?」

「なんで疑問形?」

智「プレゼントのつもりだったんだけどね...状況的に....?」

「で? 中身なんなの?」

智「開けてみて?」

悪戯を仕掛るような智くんの笑顔に少々身構えつつ
紙袋の中に幾つも入ってる袋を1つ手に取って開けてみると...

「は?」
中には....大量の玩具が...

智「この前さ...和にお仕置きしたんだけ..ど....」

「は? なんで? ニノなんかしたの?」

智「取引先に愛想振り撒きすぎなんだよ... あっちが本気だって事も知らないで...」

「そゆことか..」

智「試しにローターでお仕置きしたらさ...?」
どう...なったんだ...?
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