第2章 出会い
-萌歌side-
和「何? 華奈..また男...?」
智「萌歌...男いるの..?」
お兄達のドスの聞いた低い声が耳元で聞こえた
「ち,ちがっ 私..ほらっ...男の人なんて..ね?」
華「そうだよっ 男なんて全然興味ないしっ!」
和「ふーん..そうなの... 全然興味ないのにまだあいつと別れてないんだ?」
華「あいつって... 和兄のせいで..」
智「華奈も萌歌も男はいらないの... 大体さぁ..男はヤる事しか考えてないの...何度も言ってんじゃん」
和「智の言う通り... 華奈スマホ」
華「何する気? 絶対やだ」
智「萌歌もね?」
これ..渡さないと後々ヤバいやつ...
「..はい…」
和「萌歌は素直でいい子だねぇ ほら華奈も」
華「.....はい..」
相「..大ちゃん..ニノ...なんか怖い..よ...?」
私達にスマホのロックを解除させてからお兄達が
すぐにどこかへ電話をする
「智兄...どこに電話してるの...?」
華「和兄...? まさか...」
智「..もしもし... お前でしょ?俺の女に手出してんの... は? 萌歌だよ..俺のに手出さないでくれる? 次萌歌と会おうとしたりしたら、てめぇのケツ穴掘って一生女だけねぇ躰にするから... そう言うことで じゃあな」
「智兄...勝手に..]
和「あーやっと出た あんた..まだ華奈と付き合ってんの? 冗談やめてよね...華奈も今後あんたとは一切連絡取らないって言ってるから... 男に目覚めたくなんかないでしょー? 女抱けなくなりたくなきゃ華奈の前から消えろ」
華「和兄... なんでっ」
和「何でって...仕方ないでしょ あっちがとっとと別れればいい話」
「智兄..俺の女..って何...」
智「あーでも言わなきゃすぐ別れねぇじゃん」
華「和兄と智兄にとやかく言われる筋合いないでしょ!」
「そうだよっ デートにだって行かせてくれない!」
和「だーかーらー.. はぁ.. デートになんか行ったら何されるかわかんないでしょうが」
お兄達が言ってる事もわかる
でも今日は櫻井さん達だって来てるにこの状況..
流石に私も我慢の限界...
「もう..いい...」
智「え..あっ...おいっ どこ行くんだよ」
「離して」
そう言って外へ出た