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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第4章 遊郭潜入大作戦$(冨岡裏)


「連絡が途絶えたのはいつからですか?」

「半月程前からだな」



炭治郎の真っ当な質問に宇髄が答える。



「それくらいなら、まだ生存の可能性もあるでしょう。宇髄様、以外と奥様想いなんですね」


宇髄一人で三人を女装させるにはなかなか厳しいと判断し、着物の着付けは白藤に一任することにした。


仕立てながら、ふふと笑うと宇髄が近づいてきて。



「お前は素のままで女だと分かるから大丈夫だな」

と言った。




「宇髄様…」


このあとの顛末を何となく勘づいた白藤であった。



$$$



吉原 遊郭にて。

"ときと屋"

「いやぁ、こりゃまた…不細工な子たちだね……」



ギョーン。


宇髄に化粧というなの白塗り人形と化した新人三人。


「ちょっとうちでは…先月も新しい子入ったばかりだし悪いけど…」

「そうかい……」



さも残念そうに憂いの表情を浮かべる宇髄に。



「……まぁ一人くらいなら、いいけど」



ポッと女将が頬を紅く染める。



「じゃあ一人頼むわ、悪ィな奥さん」

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