第49章 闘いの終わり
「先生は目が見えないから、守らなきゃと思って…武器を取りに行こうとしたんだ。農具があったから。」
「私は人を呼びに行こうとしたの…。」
すれ違っていた想いが時を経て今、重なる。
悲「ああ…そう、だったのか…。」
「獪岳を追い出したことも、ごめんなさい。だけど、理由があるの嘘じゃないよ。」
「いつも通りまた明日が来れば、ちゃんと話も出来たのに…本当にごめんなさい。」
子どもたちの想いを聞いた悲鳴嶼の目から涙が溢れ出す。
悲(そうだ。明日さえ…来ていたら…。)
悲「私こそ、お前たちを守ってやれず…すまなかった…。」
そんな悲鳴嶼に子どもたちは抱き付く。
「謝らないで。」
「みんな先生が大好きだよ。だから、ずっとずっと待ってたの…やっと伝えられた。よかった。」
悲「そうか…ありがとう…。」
眠っている悲鳴嶼の目から一筋の涙がこぼれ落ちる。
し「……どんな素敵な夢を見てるんでしょうね。」
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