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御伽桜

第2章 静粛ライブラリー! ジャミル裏


『最高の誉め言葉だ、ほら、そろそろイキそうだな』
「ッ...ダメ、そこばっか、っあ...イク...!」

一番いいところばかりを攻めたてられ、声を上げまいと唇を噛むが、口の端から溢れていく喘ぎ声は止まらず、頭が真っ白になったメグはジャミルになけなしの力でしがみついた。

自分で立っていられないメグを見て蜜壷から指を抜くと頬を包むように上を向かせ、先ほどまで強く噛まれていた唇を慈しむように合わせる。

打って変わって優しいそのキスにメグはクラクラしながらも必死に応える。

「…はぁ、ジャミル…も、挿れて…」
『なんだ、急に素直だな。ま、メグは素直な方が可愛いぞ』

キスを続けたまま、メグの耳にはベルトを外す音とファスナーが下がる音がした。そんなことを考えていると熱いものが自分の秘部に当たるのを感じた。

「ぁ…!ふぅ……ぁ…」
『相変わらず、締め上げてくるな…くっ……』

片足を持ち上げられると中にジャミルの昂ぶった熱いモノが入ってくるのがわかる。
意図せず締め上げるメグの中ですぐにイきそうになりそうなのを堪えるジャミル。

汗で湿った肌がぶつかる音、メグから溢れてくる水音。おおよそ図書室には似つかわしくない音が響く。その背徳感はジャミルを一層興奮させ、腰の動きを早めた。

『はぁ……ぅあ… メグ、唇を噛むな。跡になるぞ』
「声……でちゃ、ぁう……ん、はぁ…」

ジャミルの指がメグの顎を掬い、唇を噛まないように合わせる。噛んだ跡を舐めると自然とメグの口が開いていく。そこからジャミルの舌が口腔内を蹂躙してくる。その間も下からの律動は止まらず、メグは意識が飛ぶ寸前だ。

「ふぁ……ん、ぁむ……も、イき、たい……」
『あぁ、…俺も一緒に、くっ……出すぞ……!』

ほぼ同時に果てた2人。メグはジャミルが放った欲が中で脈打つのを感じたまま意識を飛ばした。
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