第2章 静粛ライブラリー! ジャミル裏
止まらないキスにまともに息継ぎも出来ず、ジャミルの制服の胸元を握る。そのことに気付いているはずなのに一向にやめる気配がない。むしろ、先程より激しさを増している。絡めとられた舌はジャミルの舌で翻弄され続け、追いつくので精一杯のようだ。
『何だ?もう降参か?』
「ぁ、ん...そこで、しゃべらないで...」
耳元で低い声を響かせるように問うジャミル。メグは辛うじて本棚に寄りかかって立っていられるようだが、もうギリギリだ。
『キスくらいで毎回腰砕けだぞ。そろそろ慣れたらどうだ?』
「無理だよ...ジャミルのキス気持ちいいんだもん...」
『ッ...お前は本当に毎回そうやって俺を煽るな...』
そう言うが早いか、メグのシャツのボタンを器用に外し、焼けた肌に吸い付いた。
「ゃ...あ..!」
『相変わらずきれいな肌をしているな。傷をつけたくなる』
そう言うとジャミルの舌の熱を感じていた場所にチクっとしたわずかな痛みが走る。
1回だけでなく、何度も走るその甘い痛みはメグの感覚を麻痺させていく。
『何だ、足が動いてるぞ。誘ってるのか?』
「分かってるんだったら、ぁ...触ってよ...」
『ほぅ、まだ反抗する気力があるんだな、自分で言ったこと後悔するなよ』
メグの強気な態度に加虐心がくすぐられたジャミルはメグのショートパンツと下着を一気に下ろす。メグは普段からスカートは履かない。作業するのに不便だと言ってキュロットスカートを着用しているのだ。それが仇となりジャミルに容易く脱がされてしまった。
『言うだけあって、ここは準備万端のようだぞ』
「うるさい、いちいち言うな、...あ!」
粘着質な音が聞こえると快感が体中に走る。自分の中で動くジャミルの指が的確にいいところだけを刺激してくる。
「やぁ...ん、...ッ...」
『気持ちがいいなら声を出せばいい。何で出さないんだ?あぁ、そうだったな、ここは図書室だったな。人がほとんど来ないとはいえ、大きな声を出せば誰かに見られる可能性もあるな』
「この、鬼畜め..ぁ!...ぁう...」