第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
どうだろうか、と伺う2人の提案にすぐには答えず、掴んでいたユウの袖をキュッと強く握り顔を見上げる
まるで許可を求めているような視線に口元を緩め"勿論だよ"と頭を撫でやると気持ちよさそうに目を細め、その手に擦り寄りもっと撫でるようにせがむ
ユウ『かーーーーーーーーーーわ』
エペル『ユウクンの真顔怖すぎ。いつもあんな感じ?』
デュース『ああ。ちなみに僕たちはもう慣れた』
少し気分が良くなったところで、ふとあることを思いつきシルバーたちに向き直ると、お願いをもう一つ聞いてくれないかとダメ元で問いかける
勿論構わないと快諾してくれたシルバーと、嫌がるかもしれないと思いながらもセベクの手も一緒に取り、予想通り狼狽える彼の挙動に少しだけ笑みを見せながら願いを口にした
『.....私のお散歩、2人も一緒に来て?』
『『え?』』
ポカンとする2人の背後で、なんとなくそんな気がしていたエーデュースコンビは苦笑いを浮かべ、レイラの横ではユウが本人に見えないように鬼の形相で2人を睨みつけていた
シルバー『俺はまったく問題ないが、その..ユウたちとは行かなくていいのか?』
『ユウたちとも行く。でも最初は2人とお散歩したい。一緒に..いたい』
シルバー『....そうか。それならば喜んで散歩の伴をしよう。現実に戻ってからはずっと入院していて全く話せなかったから良い機会だ。
お前と沢山話がしたい。付き合ってくれるか?』
『!...ん』
シルバー『ありがとう』
繋いだ手を握り返し、久しぶりに感じた小ささと柔らかさに心に熱が灯る。若干やつれて見える顔に心配は消えないものの、愛しい相手の姿をようやく目にすることができた嬉しさで頬が緩む
セベク『.....』
『セベクは来てくれる?やっぱり...や?』