第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
照れ隠しに頭を掻きながらも鋭い瞳は僅かに欲の炎を揺らす。そんなジャックの呟いた言葉は瞬く間に刺さり、エースたちは一気に真顔へと化した
エース『今まで体調悪いっていうからあんま放課後誘わないようにしてたけど..オレも散歩付き添ったりここに遊びに来よっかな〜』
デュース『そうだ。食欲がなくても大好きなスイーツとかお菓子とかなら食べられるかもしれない。クローバー先輩に言って手土産にしてもらうのもありだな』
エペル『林檎を持って行って飾り切りしたら、あの子気に入ってくれるかな..?』
ジャック『洋梨のコンポート、分けてやるか..』
オルト『(ふふ、みんな必死になってレイラさんの気を引こうとしてる。僕も彼女には元気になって欲しいし、出来れば検査を受けさせたいんだけど。どうも民間の病院だと安心できないのか、すごく嫌がるんだよね。
でも、あんまり酷くなるようなら、あの時みたいにちょっと強引にでも拘束してS.T.Y.Xのスタッフたちに診せるべき?)』
ユウ『その前に僕の許可が簡単に降りると思うなよ。この下心満載野郎ども(怒)』
ーーーーーーーーーーーーー
その後、連絡先を交換してもらい嬉しそうにスマホを握りしめるシルバーとセベクにまた嫉妬心が募りつつ、その日はお開きとなり各々別れを告げて寮から去っていった
ようやくおじゃま虫たちが帰ってくれたことで、ユウは一息ついて2人を連れて部屋に戻ると、再び課題の山と戦うグリムの横目にベッドの上でレイラを後ろから抱きしめていた
『甘えんぼさんなの?』
ユウ『うん、ヤキモチ焼いちゃったからね。でも...寝かせてばかりで食事も直させようとしなかった自分に腹立ってる』
『ユウは悪くない。私が寝たいって言ってるし、ご飯もこれでいいって思ってるだけ』
後ろから肩にグリグリと擦り甘えてくるユウの、腹に回った手に自身の手を重ね優しく撫でると、すぐに置き位置が反転し大きな手に包み込まれる
ユウ『レイラ、君が苦しそうにしてると僕も苦しいよ。代わってあげたいなんて身勝手なことばっかり考えちゃうし、いつか消えちゃうんじゃないかってハラハラするんだよ』