第109章 *ツイステ7章 ー最終戦ー(現実世界)*
『ありがと、嬉しい..』
シルバー『お前が嬉しそうで何よりだ。散歩の日付はお前に合わせるから、後ほど都合の良い日を教えてくれ。そうだ、これを期に俺たちと連絡先の交換をしておかないか?今回のことだけでなく、今後何かあればすぐ連絡出来るように』
セベク『では僕とも交換しておくぞ。万が一、シルバーが居眠りでもして連絡に気づかない場合もあるからな』
シルバー『そうならないよう善処はする。だが、確かにセベクとも交換しておくのはいいと思う』
『ん...スマホ、お部屋』
取りに行ってくる、とまた小さな足取りで廊下の奥に消えていった背中を見送る。そんな2人の背後で、先程までのやり取りにエースたちは何とも言えない感情で見つめていた
エース『ぇ..あいつあんな甘ったるい声と顔すんの?夢の中でレイラに再会した時、やたらべったり隣に陣取ってるって思ってたけど..やっぱオレたちが見てない間にしっかり手綱握られてたわけね』
デュース『たしかに。送別会の時はあんなに険悪だったのに、今じゃそんな雰囲気全く見えないしな』
エペル『....でも、なんかやだよね。ああいうの見せられるとさ』
エース『分かる。あんだけでかい声出して怖がらせてイラッとする事ばっか言ってたくせに、なに知らない内に手のひらひっくり返して仲良くしてんの?ってね』
ジャック『別にいいだろが。あいつが誰とつるんで出掛けようと、俺には関係ねぇ』
エース『相変わらずジャックはドライだよな〜。お前ほんとにレイラのこと好きなのかよ?オレ、たまに分かんなくなんだよ。お前のあいつに対しての感情が。
なんで他のやつ優先されてモヤモヤしねぇのよ』
エースの言葉にうんうんとデュースたちも大きく頷く。実際、この中で1番好意が見えづらい彼の言動は、傍から見れば毎度突き放しているようにも取れる
しかし彼の中に潜む、まるで野生の本能のようにこびりついて離れない、レイラへの愛情の重さと深さをまだエースたちは知らないだけだった
ジャック『別にしてないわけじゃねぇ...ただ、
その分、最後にあいつから選ばれるよう努力すればいいだけだろ』
『『『『....めっちゃ良い事言うじゃん』』』』