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私だってヒーローに

第15章 期末テスト


「…私帰ってきてすぐ期末テストって…ぶっつけ本番もいいところでしょ…」
「あぁ。だからお前には筆記の赤点は存在しないものとする」
「…実技はあるんだよね。まあ…何とかなるか」
「お前の場合は許容量をオーバーしたら赤点だからな」
「死にかけてたとはいえ、随分甘いわね…」
「ま、頑張れよ」
しかしテスト範囲は意外と狭く、エンデヴァーさんのところに行く前に全て終わらせていたので普通に全部書けた。楽だった
「…実技ねぇ…」
「ロボット相手らしいし大丈夫だろ!」
ロボット相手ね…最近敵が暴れ気味だけど、そんなんでいいのかしら?

バスで会場まで移動する
「…なんか先生多くない?」
ざっと8人くらいいる。確かに多い
「諸君なら事前に情報仕入れて何するか薄々わかってると思うが…」
イレイザーが言う。なんか捕縛武器モソモソしてない?
中から出てきたのは校長だった。何か、敵の活性化で試験内容が変わったらしい。
チームアップ(2人1組(1組だけ3人))で先生と戦うらしい
「まず八百万、轟、古率がチームで、俺とだ」
イレイザーが相手だった

相澤side
「轟。一通り申し分ないが全体的に力の押し嫌いがあります。そして八百万は万能ですが咄嗟の判断能力や応用力にかける…そして古率ですが、これは俺に直接関係ありません」
「なら歌の個性もあるっぽいし個性で考えてプレゼント・マイクの方がいいのでは?」
「いえ、彼女は歌の方の個性は自分でも使えるか怪しいと言っていました。よってそれは合宿で引き出させます。それより轟が関わると判断能力や思考能力が衰え、自分の個性の許容量も考えず個性をぶっ放します。それは轟もですが。よって俺が“個性”を消して近接攻撃をし轟と八百万の弱みを突きます。それに対して古率はどう動くのかです」
「それなら異議なし!」
前の会議で、そんな会話をした。あいつらは確かに普通に見れば強いが、自分の苦手や大事な人が関わると自分の個性をまともに考えないで個性を使って倒れる傾向にある。そこを何とかしないと、合格には至れないな
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