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私だってヒーローに

第16章 裏人格は


点滴が終わって、10分経ってから応接室に行った。扉の前には、爆豪もいる
「…爆豪も来たんだ」
「…この先に、誰がいるんだろうな」
「…きっと、爆豪が1番会いたい人なんじゃない?」
「…だといいけどよ」
そう言ってノックもせずスパーン!と扉を開ける爆豪。それに飛びつく人影
「勝己!!」
「…三月…?」
「私、頑張ったよ…!勝己、勝己…!」
「ね、ねぇ待って?三月は、どこから来たの?」
「?保須総合病院から歩いてきたよ」
「いつから?」
「え〜わかんないけど、多分奏と別れてそんなに時間経ってないと思うけど」
あれから少なくとも3週間は経っている。そんなことがあり得るのか
「勝己に会いたいって思ったら頑張れちゃった!」
「あ、それはわかる私も焦凍のためならめっちゃ頑張れる」
「で、どういうことから説明してもらえるかい?」
「校長先生!でしたら、焦凍…轟も来たほうがわかりやすいかと…」
その後来た焦凍も含め、私達4人で事情を説明した。校長先生もイレイザーも、質問はしてきたものの一切疑わず私達の話を聞いてくれた
「ふむ…にわかには信じがたい話だが、君達がそんなジョークを言うわけがないし、本当なんだろうね」
「…だとしたら仕方ないので、三月もウチで面倒見ます…。ウチのクラスで面倒見て俺が引き取りますよ…ハア」
盛大にため息つかれた。

「で、色々あってウチのクラスに来ることになった」
「古率三月です!奏とは親戚です!よろしくね!」
そして私達は知らなかった…長い紺色の髪を下ろしているいるだけで、髪で弄ばれるようになるなんて…
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