第4章 お泊り
「…そういえばソフトって何が…」
「あぁ、なんかこれPS4って言うらしくてな。奏と遊べそうなのはいただきストリートドラ〇ンクエ〇ト&ファイナ〇ファンタジー30th ANNIVERS〇RYとか言うやつしかなかった」
「…タイトル長…」
と言っても聞いた感じすごろくゲームで〇生ゲームと余り変わらないようだ。
「おーい焦凍ー彼女に変なことしてねえか?」
「ふぇっえ?」
と間抜けな声を出す。彼女、え?
「お、遊んでんな。何かする前か?」
「あぁ、いただきストリートドラゴ〇クエ〇ト&ファイナルフ〇ンタジー30th ANN〇VERSARYってので遊ぼうとしてた」
「へぇー、というかお前ら付き合ってんの?」
「いえ、ないです。」
「まだ違ぇ」
まだ!?
「そ、そうか…というか焦凍、お前ゲームって言ったらあれだぞ?バイオ〇ザードだろ?」
「でも奏が怖がるかも知れねぇ」
そういうといきなり部屋の端っこでこそこそし始めた。その後持っていたソフトを変え映し出されたのはバイオハ〇ード4とタイトルが示される
「…私不参加で…」
怖そう、てかグロそうなタイトル表記だった。絶対嫌いなやつだ、これ
「ていうかコレどんなゲームなんだ?」
「えーと、銃でゾンビ撃ち殺していくゲーム」
焦凍side
数分後…
「やぁぁぁ!無理!焦凍早く殺して無理キモい怖いぃいぃぃ!」
バイ〇ハザード4をやったら兄さんが奏の可愛い瞬間みれるっつーからやったら泣き叫びながら俺に抱きついてきた。可愛い。いつもの奏なら想像できない。
兄さんに後で礼言っておこう…んで奏は絶対俺が轟にしてやる。
「っ、もう殺した…?」
「後ちょっとだ」
「やだぁぁぁぁむりむりむりむり!!」
若干視界に入ってしまったのか、また泣き叫ぶ。可愛い。というか奏がホラーはダメそうって思ったけどグロも駄目だったんだな。意外だ。
「キモいキモいキモいキモい」
「落ち着け。もう殺ったぞ」
「本当…?」
と顔をあげた当たりで顔が真っ赤になった。
「私はなんて醜態を!馬鹿焦凍忘れろ!」
「無理だな、可愛かった」
「かわ…馬鹿焦凍!」
「はいはいご馳走様ー」
と最後に兄さんが謎の言葉を残した