第4章 海常高校戦:ハーフタイム
【海水浴でハプニング】・・・水着姿にドキドキ
真弓子はなぜか笠松と2人でボートの上にいた
みんなにいいようにのせられた2人は、今海岸の声が少しだけ聞こえる沖にいた
真弓子は色が白いので、日焼けしないよう念のため帽子を被っている
笠松に言われた通り、うすい桃色のパーカーをはおりミニスカートのような水着から見える脚はスラリと細くまぶしかった
真弓子『先輩・・・笠松先輩?』
素足もまぶしく、目のやり場に困った笠松は無心にボートを漕いでいたが、真弓子の声で我に返った
笠松「あ、どうした?」
眩し過ぎる真弓子の水着姿を出来るだけ見ないようにしながら、笠松は真弓子の方を見た
真弓子『少し沖に出すぎてません?』
岸を振り返ると、確かに沖に出過ぎていた
笠松「すまん、考えごとをしていた。もう少し岸に近づこう」
方向転換して岸へ向かおうとした時、急に風が吹いて真弓子の帽子を舞いあげた
真弓子『あ・・・きゃあ!!』
とっさにつかもうと立ち上がった真弓子はバランスを崩し海に投げ出されてしまった
突然海に投げ出された真弓子はパニックを起こし夢中で目の前のものに抱きついた
笠松が慌てて飛び込み抱き上げてボートに上げようとしたが、パニックを起こしている真弓子は笠松にしがみついたまま離れようとしない