第29章 洛山高校戦：第３クォーター

黄瀬「はいはーい、イチャつくのはそれくらいにして欲しいっす。独り身の俺たちには刺激が強すぎるっす」

黒子「夢芽さん、今更隠れても自分からキスしたのはばっちし見ましたよ」

珍しくからかう黒子の言葉に、２人がいることを忘れていた夢芽は恥ずかしくて赤司の後ろに隠れてしまった





結黄瀬「それより、さっさと作戦を終わらせようっす。夢芽ちゃんはそのあとゆっくりと赤司に甘えるといいっすよ」

赤司「黄瀬、夢芽に色目を使うな・・・」

いつもの調子に戻った赤司はウィンクを投げ掛ける黄瀬を睨んだ







黒子の作戦は成功し、監督は赤司の作り物の傷を不思議そうに見ていたが信じ、夢芽の頬に傷も無いことから彼女のことも諦めたのだった