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負けられない勝負【黒子のバスケ】

第3章 海常高校戦:第2クォーター




笠松「いいさ、どうせ何言っても聞かなかったろうし・・・たまには休息もいいんじゃないか?俺もお前とボートとか乗ってみたいし?」

笠松はその表情にドキドキしながら、真弓子に優しく笑いかけた



今度は真弓子がドキドキする番だった

真弓子(先輩とボート・・・聞こえるのは波と音と先輩の声だけ・・・キャー!!恥ずかしい・・・)



笠松「あっ、けどパーカーとかはちゃんと着てろよ。あいつらの前で水着なんて、とんでもないことになりそうだからな」



真弓子(///きゃあ!!先輩、さりげなく格好いい!!)

とどめの一言に、真弓子の心臓は笠松に聞こえるんじゃないかと思うほどバクバクしていた



笠松を見上げ口を開こうとした瞬間、体育館の入り口で音がした

2人が同時に振り返ると、山積みになった人の塊・・・





部屋に帰ったはずのみんながこっそり覗いていて倒れたのだ

笠松「海に行かないんだったら練習するぞ!!」

みるみる真っ赤になった笠松は叫びながらみんなを追いかけて行った





真弓子『かわいい水着だけど・・・パーカー着て行こっと』

真弓子は笠松の言葉を思い出し水着に着替えるために部屋に戻った






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