第1章 ドフロ 『監禁』
ピチャピチャという水音が辺り一面に響き、ローの羞恥心をいっそう駆り立てた。
「も…っ、やめ……っん」
「ぷはっ…、止めねぇよ。むしろこれからだろ?」
ローの表情や反応を楽しんでいるかの様ににんまりと口角を上げるドフラミンゴはローの下半身へと手を伸ばす。
服の上からでも分かるほどにローのモノは膨張し、自身を強調していた。それを解きほぐすかのように優しく上下に撫でてやる。
「うぁっ…ど、ドフラ…ミンゴぉやめっ」
「あ?フッフッw 今止めたらお前が苦しいだけだぞ?」
「んっ、くぅ」
慣れない感覚に耐えきれず、ローの口から甘い声が漏れ続ける。
「ッつ…ぁ、っ」
「このまま長時間かけて焦らしてやるのもありだなw」
意地悪い笑みを浮かべるドフラミンゴに対して、ローには余裕なんて全く残っていなかった。
優しい愛撫だったが、このまま刺激され続けたら確実にイッてしまう。恨むべき相手に犯されて感じている、という屈辱を受け入れなければいけなくなってしまう。
それがローにとってはどうしても受け入れられなかったのだ。
「イかせてやるよ」
「は!?ちょ、待って!!…んひぃ!!?」
刺激していた手を強く押しつけて、また擦りつけだす。止めさせようにも、手足に自由もなく目も見えない状況では、身体は激しい快感に襲われて、震える事しか出来なかった。
「やめろッ、ふ、あッ…殺す、ぞ…ぁ…ッ」
「何でだ?気持ちいいだろ?」
「だ…だまッれ、…あ、それぇ……やだ、あ」
止めろとローが何ど懇願しても、ドフラミンゴの手が止める気配無い。
「この変態ッ。」
「男に犯されて感じてるお前もだろう。ん?」
「っ!!やッああ、イ、ク…からあ!」
「フッ、イけ」
「ッふ、う…く、ああッ」
一際高く腰を跳ねさせて下着の中に欲を放つ。
最初はボーッとする頭で余韻に浸っていたが、少し身動きする度にぐちゃぐちゃする下着に不快感を覚え、何よりこの男にイかされた屈辱に顔をしかめる。
「いいなぁ、お前のその屈辱に歪む顔。ゾクゾクするぞ」
悪い顔で笑うドフラミンゴに強引に口づけられる。口づけなんて優しいものじゃなく、まるで口の中まで犯されているように舌で掻き回される。
「んッ、んう、ッふ」
ローにもう声を我慢することなんて出来なかった