第46章 BRIDAL Another story 紬 甘夢
BRIDAL meets 紬
幸『紬のバージョンはこれ。コンセプトは白雪姫。パフスリーブのドレスでチョーカーを赤にしてみた。ブーケもあえてカゴに花を詰めてある。』
莇『メイクはリップをメインにした。真っ赤だとあからさまだから、少し赤みを抑えてマットタイプにしてる。チークは王道のピンクで丸く入れた。』
紬『可愛らしい白雪姫に会えて光栄です』
「芝居で照れ隠ししたな」
紬『あはは…やっぱりバレたか』
「ブーケじゃなくてカゴって新鮮かも」
紬『色んな花が詰まってて綺麗だね』
「よぉし、撮影場所行くよー」
ーーーーーーーー
スタッフ『今回はフラワーシャワーのシーンです、扉が開いたら階段を降りてきてください!』
一度扉が閉まり、チャペルに2人だけになった。
「三角とか上じゃなくてこっちに投げつけてきそう」
紬『あはは、確かに想像できるね』
「フラワーシャワーって、みんなに祝福されてるって感じだよね」
紬『そうだね。めぐ、さっきは照れて言えなかったから今言わせてほしい。すごく綺麗だよ。こんなに可愛いお嫁さんが俺の奥さんだったら世界一幸せ者だよ。絶対幸せにする』
「あはは、紬、それじゃプロポーズだよ」
紬『俺は結構本気だったんだけど、あ、扉が開くみたいだね』
「ホントだ」
全員『おめでとー!!』
三角『わぁーい!』
一成『スミー、一気に撒いたらすぐ終わっちゃうー!』
「そう来たか…」
紬『あはは、三角君らしいね』
「確かに、想像の斜め上をいったね!」
Fin