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満開桜

第45章 BRIDAL Another story 臣 甘夢


BRIDAL meets 臣
幸『オカンはこのバージョン。コンセプトは眠り姫。ドレスはAラインであえてタキシードとバランス取れるようにした。色も赤って言うよりは真紅に近い色にしてる。』
莇『シャドウはブラウンベースで明るめ。アイラインはハネ気味だけど、あんまりやると猫みてぇだからそこはバランス見ながら』
臣『やっぱり綺麗だな』
「ありがとう♪」
臣『俺たちは撮影場所、ここなんだよな?』
「うん、衣装選びのシーン撮るって」
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スタッフ『では、新婦の方がフィッティングルームから出て初対面したイメージで、その後は少し会話して頂ければ大丈夫です!では、カーテン開けますね』
臣『2回目だけど、何回見ても綺麗だな』
「ドレスってやっぱりすごいよね、それなりに見えるもんね」
臣『着てる人間が可愛いからな』
「臣ってそーゆーことさらっと言うよね」
臣『ん?本当のことなんだが』
「たまに直球すぎてダメージハンパないよ」
照れて俯くと影が出来たので見上げると壁に肘をついた臣がこちらを見下ろしていた。
臣『このままどこかに閉じこめたいくらい綺麗だ。でも眠り姫は助けないと王子様に会ってもらえないから、すぐに助けに行かないとな。めぐは俺だけの可愛いお姫様だ』
「うわぁ…殺し文句」
臣『ははっ、お姫様は人気者だから口説き落とせるようにしとかないとな』
スタッフ『はい、オッケーです!』
「持てる武器を全部出してきたね」
臣『ん?まだまだあるぞー』
「こわっ!その武器、太一に分けてあげなよ」
臣『そうだなぁ、めぐを口説くのに使うなら分けてやれないなぁ』
「臣が譲ってくれないことあるんだ」
臣『俺にも譲れないものはあるからなぁ』

Fin
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