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桜計画

第14章 トリップ 野目龍広 甘裏


旅行当日
「えー!健十行けないのぉ!?」
健十『本当にごめんよ。急な撮影スケジュールの変更でね。宿には連絡してあるから今回は野目と楽しんでおいで。』
「せっかく3人で旅行だったのに〜、仕方ないか。撮影頑張ってね!」
健十『いい子だね。この埋め合わせは必ずさせてもらうよ♪』
「絶対だからね!」
タツ『健十仕事か?』
「うん、急に他のタレントさんが来れなくて健十メインに変えるんだって」
タツ『健十にはチャンスだな』
「ね!じゃあ、2人でしゅっぱーつ!」
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「カズの車に乗った時も思ったけどタツも運転上手いよね」
タツ『ま、リーダーほどじゃねぇな。でもめぐ乗せてるからな、下手な運転できないだろ。』
「誰か乗ってればそうだよね」
タツ『ホント変なとこ鈍いよな』
「タツ、コーヒー飲む?」
タツ『あぁ、悪いな…これ美味いな』
「うん、コンビニのカフェラテだけどね。最近お気に入りの仲間入りしたの」
タツ『パーキングエリアがこの先だな、そろそろ一回休憩するか?』
「そうだね!」
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「最近のパーキングエリアってお店いっぱいだよね〜」
タツ『確かにな』
客A『ねぇ、あれMooNsの龍広じゃない?』
客B『え?でも隣にいるの女の子じゃない?まさか、彼女とか?』
タツ『やべ、バレたかもしれねぇな』
「逃げたら逆にそうですって言ってるようなもんだから、ここはあえて堂々としよう!」
タツ『堂々とって、』
「はい、今はとりあえず手を繋ぐ!あ!あっちのお店行こう!タスクの奢りね♪」
タツ『タスクって…あ、あぁ、しょーがないな♪じゃあ行こうか、お姫様♪』
客A『本人だったらあんなに堂々としないか』
客B『そうでしょ、でもあんなカッコイイ彼氏いいなぁ』
2人はいくつか食べ物を買って車に戻った。
「クククッ…あはは!タツが健十みたいな喋り方、ちょっと面白かった!」
タツ『真逆のことしないとバレると思って思わずやっちまったけど…恥ずかしくて死にそうだ…健十、毎日あんなことよく真顔でやれるな…尊敬するよ…』
ハンドルに突っ伏して耳まで真っ赤にしているタツ。
「タツもドラマとかでやってみればいいのに笑ほら!これ冷めちゃうよ、早く食べよ!」
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