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桜計画

第12章 門出の日 音済百太郎 甘裏


その後もめぐを見かける度に声をかけるが大丈夫の一点張り。だが、誰から見ても無理をしているのは明らかだった。
つばさ『昨日もめぐさんと打ち合わせしていたら少しボーっとしてしまっていたんです。そんなことは今までなかったんですが』
和南『この間も朝昼抜いてたみたい』
トモ『ここまで来ると心配だけでは済まなくなってくるね』
王茶利『めぐ本当に大丈夫かなー…』
音済『俺たちがどうこう言おうとめぐは聞かない。俺たちは出来ることをやろう』
トモ 和南 王茶利『『『あぁ(うん)(おぅ)!!』』』
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スタッフ『以上で撮影終了でーす!』
「つばさちゃん、ごめん。ちょっとだけ肩、貸して…」
つばさ『え、めぐさん?』
「ちょっと立ちくらみが、ひどくてね…すぐ治るから、みんなには言わないで…」
撮影が終わった4人がめぐの元に集まる。
トモ『やっぱり無理をしていたんだね』
和南『めぐ、ダメじゃないか。』
王茶利『そうだよー!何にも言ってくれないなんて寂しいじゃんか!』
百『つばさ、すぐにマンションに帰ろう』
つばさ『はい!』
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あのあと4人は衣装のまま車に乗り、めぐは百の隣に座らせられ、すぐに眠ってしまった。
つばさ『みなさん、お疲れ様でした。このまま帰ってもらって大丈夫です。衣装は先方からそのままみなさんに差し上げるとのことでした!』
百『めぐを部屋に運んでくる』
トモ『モモにいいところ持っていかれてしまったね』
王茶利『でもなんかピーちゃん怖くなかった?』
和南『きっと俺たちよりもめぐが心配だったんだろうね』
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