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Instead of drink[テニプリ 越前 リョーマ]

第3章 夕暮れ







違うよ、年上だ。年上なのに。あなたよりずっと。

「………年上だよ」
あんなに大きくなってしまっていた声が小さくなる。
せめて·····リョーマから先輩と呼ばれる程度の歳の差だったら。その差を表すかのように沈黙が流れる。リョーマとに流れた時間のズレは埋まることがない。きっと一生消化できないこれが心の中にもやもやと広がる。まるで夕立の前の雲のようだ。

『追いつくから』

じめじめとした空気から変わったような気がした。突然に降り出した夕立の後、もうすぐ見える美しい夕焼けのように。リョーマは追いつくからと言った。
リョーマが言うと本当にそうなりそうな気がする。
リョーマが言うことは全部、魔法のようなのだ。
惑わされない、解けない、魔法。
そして、の心に突然降り出す夕立を止ませて空に渡る大きな虹と美しい夕焼け空を作り出すのだ。







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