第3章 (仮)寡黙な君の。 *ジャン/ギャグ甘(執筆中)
かわいすぎんだろうが……!
普段でもかわ…わ、悪くねェ顔してんのに、今日のはなんか…その、いつもあまり喋らない分、猫耳がいやに男心をくすぐるというか、とにかく今日のは心臓に悪い。
それにこの猫耳…動いてやがる。
さっきはピンと立っていたはずだが、今目の前でしゅんと肩を落とすの頭では三角の耳がへたんと折れている。
何がどうなってるのか知らねえが、これは神様から可哀想なオレへのご褒美なのか?
『ジャン…?怒ってる、よね。本当にごめんなさい…』
ぐっ…
涙目に上目遣い…左胸がギュウギュウ音を立ててやがる。クソ…顔も熱い。
「いや、違う…その、なんだ。それ、見慣れなくて」
『見慣れない?何が…』
やっぱりこいつ本人も気づいていないってわけか。
「ああっいや、そうじゃなくて…なんでもねえ。とにかく、怒ってねえから。」
『でも…』
「む、むしろオレの方こそ悪かった。からかったとかその、ぅ、そ、そういうつもりでは無かったんだが…誤解させちまったんなら、謝る。」
我ながら全ッ然舌が回ってねェな
視線も定まらねえし…かっこ悪りぃ
『そう…怒ってないなら、良かった。
でも、その頬はまだ痛いままなんでしょう?手当てをしたいから、早めに朝食を済ませて私のところまで来て欲しい。』
「いや、そこまでするほどのもんじゃ」
『いいから。借りを作りたくない』
そういうことかよ…
いや、別に凹んでるわけじゃねえ
って、誰に言い訳してんだオレは。
「っそ、そんなに言うなら行ってやってもi...」
「ジャン、もうは行っちゃったよ。早く食べて追いかけないと。」
「そ、そうかよ。つーかマルコお前何言ってくれてやがんだ!」
「ほら、そんなこといいから。手当てしてもらえなくなっても良いのかい?」
「ぐっ…」
だが、この質素な飯でも残すのは気が引ける。
ババアにも散々言われてたことだし…
って、ンなことはどうでもいい!
「…おいサシャ!」
最終手段だ。
「どうしました?ジャン。」
「お前これ、食え」
「!?」
「但し!今回だけだ、調子に乗るなよ芋女ァ!」
そう言い残し、の後を追う。
後ろに聞こえるあの女の奇声を無視して。