第3章 (仮)寡黙な君の。 *ジャン/ギャグ甘(執筆中)
何だって?
「は…?いつもと変わらないってオマエ、あれがか?」
「どうしたんだよジャン…寝ぼけてるんじゃ」
「んッだよオマエもかよ!」
どうしてだ…?
よくよく見てみればオレの近くにいるやつらもアイツの近くにいるやつらも、特にアイツの頭についたふわふわの猫耳とふわふわのしっぽを気にする素振りがねェ…
やっぱりオレがおかしいのか?
ああ…オレがおかしいんだろうな。
オレは馬鹿じゃねえ。この状況を客観視できなくてどうする…オレがおかしいと考えるのが自然だ。
認めたくはねぇが、本当にオレがおかしくなったとして…他の奴らにはアレが見えていない?
オレにだけ見えていると言うことか。
…何にせよ、この状況はマズイな。
だってよ…
あんなの……
『ジャン。目は、覚めた?』
「どわっ!?」
『そ、そんなに驚かなくたっていいのに』
「いいいいいやだってよォ」
「ちょうど、の話してたんだもんね。」
「マルコ!余計なこと言ってんじゃねェよ!」
『私の話って?』
「いやあの」
『もしかして私のいないところでまた私をからかって……と、そんなことはもういいんだった。』
なんだ?急に静かに…
『あの…さっきは……ごめん。
痛かったでしょう?さっき、頬をさすりながら食堂に入ってきたから…
からかわれて頭にきたとは言え、少しやりすぎた…と思う。ごめんなさい。』
コイツはいつもそうだ。
着替えの時もエレンとの喧嘩の時も、対人格闘訓練の時も、俺のことを叩いたり殴ったりした後は必ずシュンとして謝ってくる。
俺が悪かろうがに非があろうが関係ない。必ず一言侘びを入れる。
それが今回もそうだったってだけだ…
そう、状況はいつもと変わらない
変わらない、はずなのに…
こ、こんなの…