第3章 (仮)寡黙な君の。 *ジャン/ギャグ甘(執筆中)
「はぁ……何なんだよ全く」
何度見ても目を擦ってもの頭についた猫の耳…のようなものは消えねえし、それなのにアイツはそれを気にするそぶりもねえ。
放っておけばいいのか…?
と、思えば、今度はしっぽときた。
オレは確実に見た。のケt…...厳密に言えば腰の少し下辺りから、こう…"みょん"と伸びていた。あれは流石にしっぽ以外の何物でもない。
顔を洗ったところであれは目の前から消えるのか。結果には見当がついていたが、冷静になるという意味も含め、手のひらに2度ぬるい水を溜めた。
左頬の赤い手形は残ったままだが。
「はよ、マルコ…」
「おはようジャン…今朝は一体どうしたんだ?凄い音がしたと思ったら君の叫び声が聞こえて。」
「ああ…これから対人格闘の訓練だってのに、その前に深手を負ったぜ…」
まだジンジンと熱を持つ左頬をさすりながらマルコの隣へ座る。
「全く…またに何かしたのか?」
「いやオレは何も…"また"ってなんだ"また"って。」
「だって君、あの子に頬を打たれるのは一体何度目だよ。」
「3…とか。」
「いいや、5回は打たれてるね!まず、君が女子の着替えを"偶然にも"目撃してしまった時、次に君がエレンに掴みかかろうとして勢いあまって彼女ごと床に倒してしまった時。いや、これは平手ではなくグーだったかな?それと…」
「だーっ!うるせェな、もういいっつーの!」
「はは、ごめんごめん。で、何がどうしてああなったんだい?」
「いやだってよ、あれ見てねえのか?」
そう言って少し離れた場所に座るを顎で指す。
「あれって…なんだ?彼女、何かおかしいところでもあるのか?」
「いや、見れば分かるだろうが」
ほら、今だって。
「うーん。いつもと変わりないように見えるけど。」