第4章 感情 *ベルトルト ギャグ甘(?)(執筆中)
『ベルトルトに、怒って欲しいの』
ああきっとまた、ユミルに笑われる…
「は?」「え?」
そう、思っていたんだけど
聞こえてきたのはユミルとクリスタの間の抜けた声。
あ、これは…思った以上に…
「何言ってんだお前…」
意味のわからない、悩みだったのかもしれない
「、お前サシャやコニー以上に馬鹿な奴だったのか?」
「ユ、ユミル、なんてこと言うの!
…でも、私にもちょっと理解できなかった…かも。もう一度言ってくれる?」
クリスタ…この子は偶に天使ゆえの無自覚で私を傷つけてくるなあ。まあそれも可愛いんだけど…
『えっとだから…そのつまり、ベルトルトが、怒るところを見てみたいなって』
「頭でも打ったか」
「そうなの!?大丈夫?医務室、一緒に行こうか?」
『違う違う!頭なんて打ってない!医務室も必要ないよ!』
「じゃあなんなんだよ…一体どうした」
…今度は哀れむような視線を感じる。
「ベルトルトと、何かあったの…?」
『え、いや別に、何もないけど…
ただ、あの人はいつも優しくて穏やかで、人の喧嘩を止めるだけで彼自身が喧嘩したり怒ったりしたところを見たことが無いなと思って』
納得、してくれ…ないよね
うーんと唸るクリスタ。
ああ、そんな顔も可愛い…っと、今度はユミルから威圧の視線を送られてくるだろうから、クリスタを見つめるのはもうやめておこう。
そんなユミルは壁に寄りかかりクリスタの発言を待っているようだ。
と、顔を上げるクリスタ。かわいい。
「つまり、はベルトルトの感情をもっと引き出したいってことだね?」
!!
そう、そうなのクリスタ!
さすが女神!天使様!ああ、なんて愛おしいんだろう!
「クリスタ〜〜♡ へぶっ!」
思わず駆けた私の熱い抱擁は女神様の護衛に阻まれる。
くっ…いつもそうだ
「調子に乗るな。クリスタは私のだ」