第1章 満員電車で✖️✖️ 「ロウレス」
普段はまじまじと見なければ、わからない魅力に途端に気づかされる。うわぁ…どうしよ、エロい…。
と、ある事に気が付いた。
ー今〇〇に触れてるのは、俺だけじゃないー
それはそうだ。満員電車なのだから、当然周りの奴とぶつかるし、触れ合ってしまう。
そう、意識するとある20代位の男の集団の視線の先が気になった。いや、視線の先に気が付いてしまった。
ーあの男、〇〇の事見つめてないっスか?ー
その視線から〇〇を守るように後ろから抱きしめた。
そういえば、満員電車ってよく「痴漢率が高い」って女の子なら避けるっスよね?
だが、周りを見ても女の子は別に少なくなかったため、空いていなかったのかと思った。
…ふっ、いい事思いついた…
と、抱き締めていた手で〇〇の胸を揉んでみた。
〇〇「っっ///……‼︎」
いい反応。耐えちゃってる必死で感じている少し切なげな表情エロ可愛くて、そそる。
そんな事を考えていると、キッと潤んだ目で〇〇が睨んでくる。
ー正直、そんな顔しても可愛いだけで余計にそそるんスけどー
と、いう意味を込めてまた深くキスをした。
いつもは目を閉じてキスをするのだが、〇〇が可愛すぎるせいで俺にキスをされている〇〇の表情が見たくなってしまい、目を開けてキスをしていると……