第2章 出会いは必然【真昼&御園&桜哉で逆ハー】〜出会い編〜
それからというもの、僕と〇〇は良好な関係を築いていった。
これが俗に言う”友達”というものなんだろう。
……なかなか悪くはないな。
ある時、〇〇が僕の家に上がっていた時に、父さんと鉢合わせた。
〇〇は父さんにも礼儀正しく、明るく接していて…
御門「〇〇さんは素敵な子だね。…御園、いい子がいて良かったな」と、父さんが笑って言う。
〇〇の人当たりが良い所は本当にすごいと思う。
また一つ、〇〇の好きな所が増えた。
…”僕に向けられた”その笑顔が好きだ、守りたくなる。
…どんな話も真剣に聞いてくれるところが好きだ。
…一生懸命な所が好きだ。頑張っている所をよく見かける。
…謙虚で優しくて、きちんと冷静なところが好きだ。
…その上、一々僕の鼓動を早まらせるような事をしてくる。
〇〇と過ごす度、考える度増えていき、とどまることを知らないこの想い。
…いっそ破裂させてしまえば楽だろうか。