• テキストサイズ

きまぐれ

第2章 僕が手品をがんばる理由







気持ちよかった。



でもそれは、単なる性的な快楽だけではなかった。



貴方とだったから。



やっとひとつになれたから。






貴方が途切れ途切れに、中にだしてって言った。



もちろん躊躇った。



でも貴方が俺を引き寄せて優しいキスをするから、繋がったまま果ててしまった。



貴方も、俺を抱きしめて果てた。




貴方は、にの、って何度も俺を呼んだ。



たった2文字に込められた貴方の想いを感じた。

















「うわ、にの手品上手いね!ずっと見てられる!」










はしゃいだいつかの貴方の言葉は、手品を頑張る原動力。




end.
/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp