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【黒バス】in your hand【黄瀬】

第1章 中学


涼太がテツヤのことを認めた
それが嬉しい

「黒子っち」

なんてすっかり仲良くなってる
よかったよかった

「・・・なんですか、黄瀬くん」

テツヤは若干ウザそうでもあるけど
まあ、涼太は気に入った人にはつきまとうタイプだからなあ

そういうところはなんとなく体感している
度が過ぎると確かにうざ・・・鬱陶しい、かな




1軍昇格した涼太は現在スタメンの座を目指して頑張っている

この前一緒に帰った時にそう言ってた


涼太曰く
「ショウゴ君ならそろそろ行ける気もするんスよねー」
らしい

まだまだ無理だと思うけどね、と返したんだけど聞いてなかったようで




現在

「スタメンの座をかけて勝負してくんねーっスか?」

なんて、灰崎君に果たし状を叩きつけるように言う涼太

「他の4人ならまだしもショウゴ君くらいならそろそろいけるっしょ」

ちょっと機嫌悪そうな灰崎君、怖い怖い
というかあんな言い方されたら誰でも怒るよね
涼太もそれはわかってるだろうからわざと挑発してるんだ、きっと

灰崎君と勝負するために

灰崎君の性格だと売られた喧嘩は買うだろうから
舌打ちをするショウゴくん
バスケットボールを掴む

まだ、早いと思うんだけどなあ
それでも赤司君が許可出しちゃったからもう止められない


1対1が始まる


負けて欲しくない
なぜかそう思った
どうやらあたしは涼太贔屓らしい

部員にはみんな同じように接しているつもりなのにどうしてだろう?
密かに1人で首をかしげた
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