第98章 天泣(てんきゅう)
秀次「古寺…こいつには言うだけ無駄だ」深々溜息
陽介「だな☆昔からだし^^」くすくす←頭の後ろで手を組んで笑う
恵土「ん?」眉を顰め首を傾げる
12月中頃、医療室の人と恵土と奈良坂が見守る中、那須が初めてトリガーを起動した
体がすっごく楽なの!軽いの!と那須は興奮交じりに喜び
その場を自由自在に飛び回る事態になり、その様子を見て改めて実装することが上からも認められた
体が弱い人をトリオン体で元気にできないか?という研究に参加する形でボーダーに入隊
という流れとなった
で…
削り体験を那須がすることになった時、秀次も止めたが聞かなかった
ハイレインの件もあり
有志で護衛につく人達を集めた結果
かなりの人数になってしまった
行きたかったが、タイミング的に行けなかった人達もいたりする
東さんを筆頭に
風間隊、太刀川隊、迅、遊真、玉狛第一、那須隊、影浦隊、二宮隊、三輪隊、加古隊、生駒、村上、木虎(嵐山隊はマスコミ対応、木虎のみ事情が事情だけに抜けさせてもらう)、緑川…とかなり多くなっていた
弓場隊は防衛任務で参加できず
秀次は付きっ切りで、陽介も傍に控えていた
その中で急にシェパードが現れれば驚くだろう
少数人数で、という話だったのだが…
優に超えることになった
削りの体験については説明の関係上やむなくであった
遊真『記憶が亡くなる
とは
無とは違うの?
秀次『違う
………復元出来るか
出来ないか
大きな違いはそこだ』
唯一白帝を起動出来るのは秀次だけだった
想いの結晶で出来たことからホワイトトリガーと呼ばれていたが
その実態は、恵土が新たに与えられた方の創世神の魂の膜(胎盤、一番外側の魂の膜)であり、ワールドトリガーという世界の実在化をするものだった
白帝
・刀身が伸びる
・魂の姿になれる
・大体なんでも思い通りの現象が起こる(一部除く)
神であると同時に人でもあること
隊のものを除いて誰にも口外しないことを条件に教えられた
神と言っても、実在化や、癌と半グロ化の防止の為のみ力を行使し続けられる仕様になっているだけ
他に効果はない(ずっと自身を削り、光の粒子が全体にバラけている)
で…削りによる欠損は、削りでしか治せない
ということと
それに加えて恵土が倒れたこともあって、人間ドックで急遽見てもらうことになった
