第100章 未来(さき)へ
あいつらは無意識の内に身に付いていったがな…(ふっ)
藍(木虎)も駿も、近々身に付けるだろう
ユカリもな
ここまで言葉に発して説明したのは…お前が初めてだ』にっ←魂ごと一緒になって笑う
黒江『………
何故…私に?』
恵土「ん?
そりゃあ…
私を超えてくれる動きが出来ると、信じてるからだ」微笑
黒江『!!』瞠目
恵土「今度は障害物ごと斬り裂けるはずだ
これさえ身に付ければな
その為に教えた…
いや……
全部を斬り裂けるお前を、見たくなった
^^
私は昔、トリオンを操作する時…
イメージという感覚を身に付けることから始まった
そしてそれを乗せた時、途方も無い威力を発揮するのだと身を持って教えられた
心・技・体が一つになった時…
トリオンを集中させたり纏うよりも強い、『真の力』を発揮出来る
『己の持っている力を全て発揮出来た一撃』を自由に発すれば…『何物にも勝る剛技(ごうぎ)』となりて『何者をも斬り裂く剣(つるぎ)』となる
剣聖…いや、村の剣豪が言っていた言葉で…
前世の父上も似たようなことを言っていた
あの人は…村唯一の剣豪は、纏いも何も使わず、剣一振りで山一つを真っ二つに割ってみせた
ただの素振りでな
私でも村で3番目だった
黒江「ええ!?」
恵土「村長とその息子の剣豪に勝てんでなあ
ま、そんな昔話は置いといて
だ
お前も身に付けてみせろ
絶対に出来るはずだ』不敵に微笑み掛ける←魂発光
黒江『はい!!』力強く頷く
恵土「楽しみにしてるぜ!双葉^^」
頭なでなで
その日から…黒江は生身でも肌身離さず持ち歩くようになっていた
トリオン体と同じ状態で
ざわざわ
恵土「たらーり)……;
(なんか…めっちゃ目立ってる;
慶や蒼也の時はここまでいかなかったぞ?;」
太刀川『お?なんだなんだ?』
風間『なんの騒ぎだ?』ひょこっ←顔を覗かせる
恵土「いやその実は…;」
カクカクシカジカ
めちゃくちゃ驚かれていた
太刀川『マジか;
俺達を無意識の内にそっち側の領域に引き込んでいたと』
風間『それで形から入った結果があれか
少しでも早く追い付こうと必死なんだろうな』
その騒ぎも直に落ち着くだろうと静観に努めることに
真意を知るものは…限られた極めて極一部のみ
それ以外では加古ぐらいで、のんびりねと助言をしていた
