第100章 未来(さき)へ
6月15日
誕生日祝いに
鋼へ500模擬戦を付け(5回毎に15分睡眠休憩、計5時間)
完膚無きまでに叩きのめしていた
モールクローによる煙幕起こし、彫刻設置、カメレオンでの背後からの急襲、等々…
左手によるマンティスに気を引かせながら、反対の足から死角から伸ばしたモールクローを鋼の背へぶっ刺す
一矢報いるどころか掠りもさせなかった
『鬼だ…;』絶句
「誕生日なのに;」
「ひでえ;」
穂苅へも射線の作り方、立体として認識した方が立てやすい旨を伝えていた
後は訓練を少々付けてから去っていった
黒江から
私の韋駄天はどうですか?と尋ねられ
『生身の感覚が、トリオン体での感覚に通じている
生身での動きを鋭くすればするほど、動きやすいものにすればするほど、トリオン体の動きの精度や鋭さはもっと上がり、対応する為に出される障害物も難無く貫通するほどになる』という助言を与え
藍(木虎)や駿にも伝えていた、勿論太刀川や風間、鋼にも
恵土「まず生身でやること
←指1本立てる
第一段階:軽いもので素振りし、扱いに慣れてゆく
振る経験を積む、元からあって当然のようにすぐ動けるようにする
僅かな動きでどう動きや機動が変わるか身に染み付かせる、自然な動きとなる
課題は『感覚』を身に付けること、『手足(己の一部)のように元からあり自由に動かさせられる感覚』を
←指2本立てる
第二段階:少しずつ重くしてゆき、どうすれば威力を増すのか、自分に合った負担の掛からない、かつ動きやすい型を見つける
重いものを使うと、無意識の内に身体が楽な動きを取ろうとする
それを踏まえながら動きやすいものを探してゆく点だな
課題は『自分だけの型、スタイル』を見つけ、何があっても無くても『瞬時に動けるように対応出来るように』磨き続けること
第一、第二が終わったら総まとめ
ここから本番
最終段階←指3本立てる
第三段階:感覚を研ぎ澄ませ、剣に己の意を乗せる
それが剣圧となり、自ずとトリオンが宿り籠る
究極の奥義だ
課題は…………
全てを、斬れ!』真剣&魂が光を発し目が光る
黒江『全て…?』
恵土「ああ(頷く)
弾も、剣も、トリガーも…全てを意のままに斬れるようになれ
己の…全てを込めた一撃で……
私はそれを、忍田本部長に、小南に、太刀川や風間にも教えていた
修練方法を教えていく内に自然とな
