第97章 神無(しんむ)
魔闘を身に付ける上において使われることとなる
測定数値は∞までであり
言うまでも無く、武彦は量も質も∞だった…
ケイトの場合…
魔石という縛りの中での数値が1億2000万だったがどうなるか…
と半ば興味本位で見つめていたが…
化身化と深淵を身に付けた影響を受けてか
増えるものだと思っていたのだが…
全く変わらずにいた
僕等の数値も同様であった…
で……
量だけが∞固定となっていた
質は魔力集中の工夫次第で一時的に増減させることが出来るが、それもまた現象として処理されるようだ…
度重なる研究と論争により、ここまで技術が発展した
と言える
魔力操作が、魔法の出力を更に増大させられるだなんて…
そこまで重要視されること自体無かったことだから……
生命維持の基盤だぞ何考えてんだ
とじと目でケイトからは返されたが…;
何分…それが出来て当然の精霊界で過ごしていないからね……;
そして…
もう少しで20日になる頃…
魔水晶の機能を、自動で読み取り続けるアプリ版を作ろうとし出していた;
携帯でいつでも見れるようにし、一時的に増減している様子も測定出来るようにしようとしているのだとか…;
どこまで一時的に増減出来ているか、無駄はどこか…そこも踏まえて測定出来るように試行錯誤していた
もうすぐで誕生日なのに何考えているんだ…;
アプリ版にするにおいて…
何に迷っているのか尋ねた所
なんと返答は…デザインが決まらない
がくうっ!!!
なんだなんだと身を乗り出して聴いていた皆が、脱力のあまり膝から崩れ落ちる中
なんで…?
そんなことで…?
フィン「自由に決められるようにしたらいいんじゃないか?;
ケイト「あ!それもそっか!」ぽんっ!
名案!とばかりに手を打つケイトに
フィン「ははははっ^^;
はあっ」嘆息
と項垂れることとなった
ケイト「よし!配布!!」
魔石不足の解消
それに伴い、起こった事態…
それらは、世界中の生物、全ての魔力の量と質、魂の色と属性…
それらを気軽に知り、理解し、何に適性があるかを即座に知れる手段を得ることへ繋がった
ボタンを押すと共に…
時刻が0時へ至り、期せずして自らの誕生日に皆へ配布する結果となった
それに対し…お返しだとばかりに超特大の大声で叫んだ
祝福の声を——