第95章 神(しん)
ケイト「どういう意味で言ったんだ?
教えてくれ!!
全くわかんない!!」
『たらーり困惑)
…………
ケイト「なあー!!
なあなあなあー!!」ゆさゆさ
『………
(どう説明したらいいんだろう…;』
考えあぐね、終始困惑するばかりであった…
ケイト自身は根治した
らしい
闇の煙から完全に解放されたそうだ
しかし…
地球全体で言えばまだまだなので、要注意とのこと……
神国しか根治した環境下は無いとのこと
真っ先に根治したのは言わずもがなケイトが今いる首都コクーンだとか…
伊黒(ノアール)「主犯格の癌が承認欲求の塊なら
お前は…親切心や良心の塊だ
もっと他の我が儘はあるんじゃないか?」
ケイト「?
ならしのぶを抱き倒す以外何も浮かんでこないぞ?」
全部の生命線として、削られていく
誰かが不幸だと、大事な人が幸せになれない
大事な人も、そうでない人も、みんな幸せで居ないと…みんな幸せになれない
だから分け隔て無く、与え続けている——全てに!
あっちいけ〜しちゃうもん!
そう言われた時、守りの言葉が浮かんできた←5458ページ参照
消えない印(マーカー)を付ける件でのことで…
ケイト「どちらにせよ後悔の無いことなんてのはねえんだ
どうせなら…少しでも軽く済むように、やり切るしかねえ
今出来ることを——
しても、やり切っても…
きっと…必ず、後悔する
けれど…少しは…マシにはなる
気持ち少し分にはな!^^
にししっ
だから…
無理の無い範囲で
頑張って、全てを出し切るしかない
二度と…戻らないんだから
失った頃には、もう…
どんなに、また、何かやりたくても…
何も出来やしねえんだから
出来る内に、やりたいことやっておけよ
大事な人、大事にしてくれた人、扱ってくれた人…
それらはみんな、生きてる間にしか大事に出来ないもんだ
死んだ後じゃ…
ただの、自己満足にしかならない…
そうさせない為にも
少しでも…喜んで、お互いが笑っていられるようにする為にも
どちらが欠けることになったとしても…
たとえどちらかが亡くなる側になったとしても…
笑って、未来へ、先へ、進んでいけるように…
そう、送り出せるように……←涙が頬を伝う
自分の為にも…相手の為にも…
なって欲しいから
少しでも後悔を減らさねえとな