第95章 神(しん)
リズ「どーすんのこの紙の山;
あーああ」
キッド「くそっ!涙で前が見えん!
字がブレた!書き直しだあ!・・」ビリビリィー!
パティ「あっはっはっはっ!^^」
高さにして実に数mに及んだという…;
数ページに渡るそのメモは
きっちりラミネートして濡れず汚れないように
しっかり保護して大事に保管しているのだそう…
ケイト「………大丈夫なの?この調子で;」←費用が心配
キッド「ああ!大丈夫だ!
全く心配等いらない!!//」えっへん!!
パティ「キッド君頑張ったんだよ〜?」
ケイト「うん…知ってるよ…
この山を見れば」遠い目
リズ「ちゃんとリサイクルするから気にしないで」苦笑し額に手を当てる
ケイト「そっか…
頑張ってくれたんだね」くす
約束したからな!
と、そこはかとなく鼻高々で叫ぶキッドに
ありがとう、と抱き締めて礼を言い、今度はケイトから唇を重ねた
ぼおんっ!!
蒸気が上がり、頬どころか全身が赤らんで紅潮してゆくのを感じた
そしてそれは…ケイトも同じで……
ケイト「……
ふふっ^^
(お揃いだね…?)
大好き」微笑
キッド「…
ふっ
俺もだ」微笑
今度はどちらからとも無く、唇を重ね合った
それらは…10月28日でのことで
みんな泣きながら見ていた…
その世界での様相を——
移り変わりゆく光景を———
真実を知って…
その後どうするか……
それは…その人の真価を示すものであり、本質を測る上で欠かせないのだという……
だからこの世に生まれさせる必要があったのだと…
追記された(明かされた)
それに伴い…貴方はどちらですか?という問いと共に、答えに応じて階層がどのくらいか測る目安表を配られていた
魂の階層は
以前言ったように…←5873ページ参照
神を100として
天国は0から100未満
地獄はマイナス100から0未満
癌一同と半グロはマイナス100より下
というように細分すると…
次に学ぶべき課題に応じて、クラス(組)分けされる仕組みとなっている
実際には、魂の階層は100なんて簡単に纏ってはおらず
その数の後に、万が付く
そして一つの階層に付き、組はざっと二千億程度ある
組は60人程度おり、その振り分けられた組の中で1位になると、この世に生まれ変わるか、上の階層に行くか選べる