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Unlimited【ダンまち】

第94章 創傷(そうしょう)





ケイト「全部好きいいいいいいい
大好きいいいいいいいいいいいい><//」
もうメロッメロだった

闇の僕も普段の僕も全面大好きで仕方ないんだとか……


いつものことながら…
程々にしてくれないと

僕の…理性が…


ピシィッ!!

音を立てて崩れようとしていた


なんでこう母性本能をくすぐると言うか
心地良さ爆発させてくると言うか
安寧どころか本能爆発までさせんばかりに掻き立てるのか…

誰か教えてくれ!!!!(強く瞑目し歯噛み!)


初代除く原初の神々『昔っからです』
二代目原初の滅神「諦めました」遠い目


例の首輪を新しくしたのは…
ヒビ割れが入ったからだった

変わらずフル稼働しているらしい

まだ地球は半グロがまだいるようだ……


まだまだ先は遠く、果てが無く、見えない…
と遠い目で嘆息を零し報告があった

苦労するね…
と伝えると、まったくだと即答された


リヴェリア「そちらは大丈夫なのか?
何か問題は?」

フィン「ああ、休みにしたからか…

この通りだ」くす
下を指差し画面を下に向けると

僕の膝を枕に大の字で寝入っているケイトが映し出された
いびきまでかいて、すっかり熟睡し切っていた


リヴェリア「なるほど…つまり…

休みか」

フィン「ああ…
ずっと落ち着かなかったからね…

ゆっくり休む間も無かったし
絶え間無く削られるのが…
僕達との日々を喪うのが、辛いと言っていたよ(なで)

今朝分かったことだけれどね」瞑目
頭を撫で、当時のやり取りを思い返していた


自分一人だけ置いてかれてるみたいで…


やだ(ぽつり、俯き)

9月30日7:39
目に涙を浮かべながら言われたことをそのまま伝えた


フィン「当初はずっと寝たままがいいと言われたが…
どうやら本心は別にあったらしい

自我や記憶を削られるのが辛い
というより…削られることで、周囲に何かしら気兼ねさせたり苦心させてしまうのが辛いし申し訳無い
不甲斐無いばかりにごめん、と苦しそうに言っていた」

リヴェリア「そうか…(ずきっ!)

あいつらしいと言えばらしいが…」

フィン「ああ…もう少し、早くに知りたかったね
寝た切りでは記憶は形成されないし自我も更新されないと説得して止めたが…

あんな気分転換の為のそれで本心、本当の望みがわかるとは思ってもみなかった」


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