第94章 創傷(そうしょう)
9月28日0:45に説明を受け
想いを伝えられ
事象の出現条件についての概要を、8:47に伝えられた
今後出来る内容に関しては今朝
2025年9月29日2:39に教わった
しかし…
その内容に関して、考えあぐねているのが現状である
生きたいと思わせる内容を提供すればいい
言葉にすれば簡単だが…
内容に起こすとなると話は別
具体的なものにするのに、至難を極めていた
心がそこまで疲弊し切っていたこと
過労死し掛けているほど弱っていたこと等
こんな事象が起こるまで知らず、予期すらしていなかったことなのだから……
そうして考え込むこと…数時間
ケイトが横で寝る中
抱き着いたりぐるぐる回るケイトに
頭を優しく撫でながら笑った
我関せずで、幸せそうな寝顔を浮かべるそれに……
今にも死にたい程に弱り切っている等
言われもしなければ気付けない
そんな現状だった…はあっ;
どうしたものかな…と考え悩んでいると
ラビ「要は削りが減ればいいんじゃ?」
アレン「想いを知られもせず
苦しみに寄り添われもしない現状が痛いんじゃ?」
ラビ「でも他に強いるのは嫌だって言ってたろ?」
リナリー「そうそう!
自主的に思って、考えて、動いてくれるから
思い通りに動かないから、大事にしようと動いてくれるのが嬉しいんだって、前に話してたじゃない
自由を与える理由!奪わない理由!操作出来るのにしない理由!」3017ページ参照
ラビ「そういうのがいいんだけれど…
逆に起点にもなってるんだもんなあ…心の疲弊に
繋がってる訳だけれども……」
ユウ「だああああ!!ごちゃごちゃうざってえ!!・・
要は大事にするなりなんなりすりゃいいって話だろうが!!
小難しく考えてんじゃねえ!!
あいつの感じ方なんざ支配やコントロールなんて出来るかあ!!!!」
ずさあああっ!!←ずっこけた
あまりの怒号と剣幕に、一同は倒れ伏した
ラビ「じゃ…じゃあどうすんさ?」
ユウ「決まってんだろ
変わらねえ」
ラビ「変わらねえ!!?・・;」愕然
ユウ「………
俺達が大事に思ってんのは伝わってるだろ
なら……変わらず大事にすりゃいいんじゃねえか?
接点を増やすとか」
『あー!
なるほど!!』
ユウ「要は寂しいってこったろ
つまり感じさせなきゃいいだけだ」ちっ