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Unlimited【ダンまち】

第94章 創傷(そうしょう)





大好きで大好きで大好きで大好きで堪らない
愛しくて仕方無い
そんな印象が先立っていた

ケイト「ただ…迷惑なら気を付けるから言ってね?
しのぶ「大丈夫です

もう十分…貰ってますから^^
ケイト「?
?←首傾げ
なにを?」きょとん

しのぶ「…………もお///
ケイト「ん?」?を無数に浮かべる

不幸せにすることを一番恐れている
それは…痛い程に伝わっていた


ずいっ
近付く

ケイト「!!」びくうっ!!←身を強張らせる
ちゅっ

ケイト「………
(かああああ!!!)
(ぼおんっ!!!!)

?????
え?え?え?///」

しのぶ「私の方が愛してますよ?
ケイト「むっ
私の方が上だ!愛してる!!
しのぶ「私の方が愛してます
ケイト「私だって愛してる!!
しのぶ「私の方が愛してます
ケイト「私の方が
しのぶ「私の方が
ケイト「私!
しのぶ「私
きりが
ケイト「私!!
しのぶ「きりがありませんね?」

『……………』
ケイト「好きだから良し!!うん!!←微笑
しのぶ「何が…?

ぷっ
ふふふっ^^←口元に手を当てる
ケイト「?
(よくわかんないけど…
楽しそうならいっか!)
ふふふ^^」

ちゅっ
抱擁し合い
唇を重ねた


どこまでいっても変わらぬやり取りに…

周囲は……
いつものことだな
と流し切っていた――



原初の始祖神は…
実在化の障害となる不浄の浄化の為、己の命と自我と記憶を削る

それに伴い、機能不全や傷や欠損による不調を発する


それを治すには…命と自我と記憶が必要となる

削りに伴う不調なので
削りを伴わねば治すことすら叶わぬのは道理

そこで相性が深く関与し
不調全てを癒やし元気な状態に戻す原初の始祖神の回復に最も適性があるのが…
原初の滅神だった……



ケイト「ごめんな…」

しのぶ「気にしないで下さい」


ケイト「それでも…
必要に迫られなければ…

今もきっと…みんなと、変わらず……


全部…滅茶苦茶にして
しのぶ「それは違います
したのは半グロでしょう?
貴方じゃない!」
ケイト「でも!!

でも!
私が信じたんだ!
その結果…

信じたのが悪いんじゃない
それはわかってる!
でも!!

でも――!!」
しのぶ「どうすればよかったのかを考えるより
これからどうするかを考えて下さい

一緒に背負いますから」微笑


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