• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第91章 轉儛(てんぶ)





ケイト「「罪」が大きくなればなるほど、深くなればなるほど、
相対的に、「齎される影響、洗脳」はより一層強く現れます

だから好感持つだけでアウトになります
「罪の植え付け、同化(癌化)」が増すし、「その進行」がより一層強くなるから

今回、こちら3回目でございます


「隠れ癌や癌や主犯格の癌」は
皆お互いに「罪持ち」だから同化しやすい
親和性が著しく高まる
OK?

もし「隠れ癌」なら
私とこんなに仲良くなれてないと思う
話したいと思うほどには


お前は前世でこんなことした
だから今世でもするに決まってる
だから消去

なんてされたらどう思う?」

『………
あー、なるほどね』納得

ケイト「だから与えてるんよ
最大限

それが3回
全滅だから消すんよ」


ティオナ「それ言わないの?」
ケイト「言ったら意味ある?

自分で気付いて改善できなきゃ意味ないじゃん
その為の学びじゃん
答え、最初っから誰からも何からも与えられるばっかりで
それが当たり前になった人が、どうやって学びを見出だせるようになるの?
成長を奪うことになる
見つけ出せる機会も、そうしようとする努力も、その時間も

その人無くして成長も何も出来ません
なんてなったら、誰が責任を持つの?

一人でも自立して動けなきゃ、学べなきゃ、
どんな環境でだって生き抜けはしない、切り抜けやしない

自分で、自分の手で、考えで、乗り越えなきゃいけないんだ
試練なんだよ


自分の力で乗り越えなきゃダメなんだ
乗り越えらない試練は与えない

その上で、最大限のチャンスを与えた上でダメだったんだから仕方ないんだよ」

真剣な表情で言うケイトに…皆は息を呑んだ


ケイト「宿題…かあ
はああああああああああっ

早くあの世に帰りたいなあ…」ぼそり
『本音!!?』

ケイト「うん、そう…
ごめん;

あの世の方がこういう言葉いらないから楽なんだもん」
『正気!?』
ケイト「うん」


フィンクス『こっちがオリジナルだもんな』

この世界を小説として書いている方の世界線のケイトに向けて
フィンクスが呟いた


ケイト「「癌一同」に対しては、「そちら」補償(救済)の対象外となっております。
「全殺し全消滅の罪」を負っている方となりますので、ご了承下さい。
留意事項につきましては以上となります。
とだけ言おうかな」


/ 5987ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp