第91章 轉儛(てんぶ)
そして現在――
ライド「見ててね――お母さん←微笑し、天に手を伸ばす
俺…絶対優勝する!
絶対プロになる!
笑っていられるように――)
見ててね!」天に手を伸ばしかざしたまま叫ぶ
母『ええ…見てるわ
有馬と一緒に…
^^』
有馬『お兄ちゃん!!^^』手を振る
涙が浮かぶも唇を強く引き締めて堪え
微笑し力強く頷く
ライド「絶対――勝つ!!!(ぐっ!!!)←空に手を伸ばした手を、強く握り締める
(安心して、笑って、見ていられるように!!
それが俺の夢だ!!!」
プロになって、おじいちゃんが安心して好きなことを出来るようにする為に
好きなことをやってプロになれるなら、その方が断然いいはずだ!
そう考えての進路だった――
ライド「おじいちゃんの寿命は残り5年!
俺は95歳まで生きるんだから…
それまでに安心させないと!!)
よぉ~し!!(メラメラ微笑)←拳を眼前で握り締める
今日も元気にファイトだぜ!!!^^」両拳を挙げる
6月11日(休みの日)
商店街のテレビで、ギアライドという競技を見つける
適性検査を受け、1日掛けてギアを完成させる
6月12日
在籍していた学舎にて、特進コースに入学と進学を決める←3569ページ参照
その日の内にチーム決めをされる
年齢毎で学年が変わる為、誕生日が近い者達が集められている
その結果、5人チームとなる
6月13日
チーム内で個人戦
腕を競う
筆記授業が毎日午後まであるようになる
6月14~17日
必要な授業を全て圧縮して教えられる為、休みであっても連日午後まで受けることに
6月18日
午前に筆記試験
午後は点数に応じて補修と叱責を当日、その日の内に受けさせられる
ライドは諸事情があり叱責だけは免れ、明日に補修が持ち越しとなる(介護福祉士への介護上における注意点等の引き継ぎの為)
6月19日
午前にレースの実技試験
午後に補修授業
6月20日
午前に障害物レース
午後にチームの顔合わせ
6月21日
午前にチームレース
午後に明日の朝まで今日一日は休むことを伝えられる
そして今――6月22日、新たな門出が始まる!!
学舎に向けて走って行く中
その前に保健室に寄らされ体調確認を十全にされることとなった
軽度とは言え脳震盪になったから、ギアファイトしても大丈夫かの確認で
