第91章 轉儛(てんぶ)
そしたら直るかもだし
おやすみ~
(ふらっ)
すやあ』
『早っ!!!!』
ふわふわふわふわ
リヴェリア「浮いたまま寝てるぞ;」
ケイト『^^』
笑みを浮かべたまま空中に横たわり
満面の笑みのまんま眠りについていた
そうして…やっと僕等も眠りについた
そして…
1時間ほど経った後…
下手に近付けないからか
特に敵等も近付かないまま
何事も無く、時は過ぎて元に戻った
戻った時の状況…
アイズ&ティオナ『まるでシータみたい…』
ティオナ「天から落ちてきた時の」
リヴェリア「パズーが受け止める時のだな」
一部が起き出してきたのは…
余りに騒がしかったから、とだけ追記させてもらう
全ての無力化
キタルレス
心臓を中心に高鳴り
血と熱が指先に廻り
全身が純白に染まる
魂と霊体が一つに溶け合った後
残るのは――
肉体のみ―――
脈々と受け継がれてきた――『意志』なんだよ
ぽおっ←目の奥(瞳孔)が虹彩ごと光る
それが呼び起こされて…覚醒へと至った―――
ケイト「フィンもなるの?」キラキラ
フィン「ンー……;
副作用が恐い所だね;」
ケイト「なろうよなろうよ一緒になっちゃおうよおおおおお><//♪」すりすりすりすり
抱き締めたまま頬ずり祭りを僕の頬へ敢行しまくるケイトに…
色んな意味で周囲が燃え盛っていた;
奪い合いから抱き締め合いから頬ずりし合いから何から何まで……;
結局…
ならないよ
とは言えず、保留で居た
信頼して頂いたものとは言え…安易に使うのも気が引けるし;
せめて原初の神々界へ死んだ後に行ってからかなあ?
と考えに耽る中…創世神の親が物思いに沈んだ顔で言った
創世神の親『そんなにも童心に帰るのは恐いか…?』
フィン「ギクッ!!!)
な…何を?;」たらーり
創世神の親『一番の望みを打ち明け、叫ぶ…
それだけで解放はされるだろう…
覚えておくがよい……←杖をついて移動しようとする
ふう…歳かのお
移動も儘ならんとは;
弱ったもんじゃ』やれやれ嘆息&頭を振る
フィン「素直に助けを求めればいいものを)…‥…^^;
よかったら支えさせてもらえないかい?
行き先は同じだろうし
創世神の親『おお、恩に着るわい!』頷
意気揚々と旅へ同行することとなった…;