第91章 轉儛(てんぶ)
ケイト『やっとやりたかったこと(恩返し)が出来る〜ぅっ!!!^^』
皆『ここまで来て恩返しかい!!!!!』
『何考えてんだ馬鹿!!!』
ケイト『やりたいんだからいいじゃん!
あっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!^^』
ティオネから足踏まれても笑っていた
『根っこはな~んも変わってない;&変わっとらんが;』
ケイト『誰一人も欠けずに
皆で、笑って生きれる!
皆で一緒に楽しいことが出来る!!
命も自我も記憶も
自由も時間も
死ぬまで捕らわれ続けることなんて無い!
自由に動ける、自由に遊べる
皆で!一緒に――!!
あっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!^^』
ケタケタと幸せいっぱいそうに笑うケイトに
僕らもつられて笑った
それが寝る前に交わしたやり取り――
全ての魂には『守り』がある
創世神の親の分体
それは仕事上もあって、火に重きを置かれていた
癌化を食い止めて保護し守るという仕事から……
『守り』に再生を送り、各々で自由に実在化を実現出来るよう影響を及ぼす
休眠期はあれど、
死は無く、安らぎを、幸せを、堪能出来る世界へ――
皆で一緒に――^^
テンションぶっ壊れて
アゲアゲを通り越した
その結果――笑えて笑えて仕方ないんだと思う
それを願ったから――
創世神の親『この者なら違えることは無い
一人のみの勝手で、好きにしたりはしないから
先走って滅茶苦茶にしたりなんか、無責任を正当化したりなんか、独り善がりな正義なんて絶対にしないから―――
現実になる
それを悟ったのは…
私が全てをぶち込んだ後だった
創世神の親の心から
全ての回復した力をぶち込んだ
それぞれに合うものをそれぞれの原初の神々の次世代全てへ向けて――
それぞれの『守り』を受信体としての
無線による実在化と自浄――全ての実在化を―――
元は創世神の親の力だから
全く同じ力で、形質で、性質だから……』
ケイト『わかんな~い^^』
『ふざけてんじゃない!』
ごんごんごんごおん!!
ケイト『ごめんなしゃあい;』
ダメージは無けれどもきちんと受けている
全ての無効化――それがキタルレスの力
創世神の親『なんか出来そうだったからやってみたらこうなった』
『おい説明文!!
雑にもほどがあんだろ!!;』