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Unlimited【ダンまち】

第90章 未来への展望





度重なる負荷で、肉体の寿命が維持出来なくなった


「創世神の親殺し」という「癌の闇」を
「癌化の源」である「罪」を
全てに植え付けられたそれを…

同化する前に、自浄と実在化を以って分離させ
自らの身に植え付け、浄化をしていた

その際に必要なのは――己が命と、自我と記憶と、自由と時間―――


それは…魂の心を除く全て、霊体も同様であり…その霊体に齎された影響が、もろに体に及び反映された結果…今回の事切れる事態へと至った――――



それを回復する為に四大天使が遣わされて、修復を今行っている所らしい



水で霊体を治しつつ、魂の心の火を強化し、再生を強化することで促がす

魂の本質と霊体は密接に絡んでおり、その属性と色はどちらも全く同じらしい
なので…霊体は水に属するという訳だ


魂の心を除く霊体と魂は水、魂の心のみ火
色は全て同じで、青を含んだ深い緑色(青45:緑81)か

『魂の心を除く全て』を強化するには、『水』を強化する属性
『魂の心』を強化するには、『火』を強化する属性


フィン「なるほど、ならリヴェリアは火の補助かな
リヴェリア「だが…木は水を吸う。
水を逆に減らしてしまい兼ねないが」思案顔

ミカエル「大丈夫…
その想いがある限り、反映されましょう。魂の願いは、裏切らない」目を細めて微笑み掛ける

リヴェリア「……感謝する」お辞儀

そして――各々、補佐に回った



ケイト『その責はお前が取るんだ』
って言っておきながら……

責任を取ってるの、お前じゃんか
払ってるのお前じゃんか……

後始末や皺寄せを引き受けて、消えないようにしてるの……お前じゃないか――!!(ギリッ!!)


何やってんだよ…
馬鹿っっ

誰もがそんな考えに陥る中


フィン「本当に…

本当に…
命を送ることさえ、出来ないのか?
自我も…記憶も……自由と時間すらも
ウリエル「母体と胎児の関係性を忘れるな」ピシャリ
『!!』瞠目

ウリエル「母体から胎児へ送られたもの
それが母体へ逆流することは無い

癌でもない限りは……


もし母体が癌であれば、胎児へ移行する
逆も然り…

逆流すること等、癌の転移を除いて有りはしない

だから決して癌にならないものが母体となる


こちらから送ることは出来ない
ほとんどだ

送れたとしても……精々、『想い』ぐらいだ


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