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Unlimited【ダンまち】

第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)





それらの事態を受けて――

『堆魂の儀(ついこんのぎ)』を執り行いたいという旨を伝えた


天へ灯籠を贈る――
最後の贈り物として――
せめて安らぎを、幸福を、切に祈って―――

切に込めて――――



亡くなった者達へ、祈りを込めて―――そういう大事な行事として執り行われることとなった



ケイト「あいつは火だから――生半可な打ち方に我慢がならなくなっちまうんだろうなあ…
それごと込みで好きだったけど^^

今も…ね」

フォボスの墓があった所を見やって(半分振り返って)、微笑する


フォボス『よく――頑張ったね』

そう、両腕を拡げ――静かに歩み寄り、頭を抱き締めてくれた
優しく撫でてくれた


よくやった――と



ケイト「―――ありがとう…おばあちゃん」微笑し、笑い掛ける



5歳
誕生日を迎えた頃、魔法が暴走しないようにいつも助けてくれていることのせめてものお礼にと、精霊にプレゼントの意を込めて魔力を与える、体が耐え切れず精霊寵愛となってケイトに溶け込む
春の中頃(5月中旬)、ブランシェと友達になる、引っ越して別れる
8月、街の3歳の子供を庇って怪我をした時に能力を知られる
そのまま革命派によって捕まり、人でも使えるようにする為という名目で、拷問と言える人体実験を受ける←32ページ参照

6歳
誕生日(3月20日)、従兄違いが救出する
4月頃、実父からストレス発散で殺され、大剣を刺された状態で放置され、助けようとした姉が傷口からケイトの血が入ったことで亡くなった(享年8歳)
その葬式の折、祖母(ケイトにとっては曾祖母)しか身寄りが居ないことから、従兄違いがケイトの義兄となる
ずっと大事にされ、寄り添われ、畑を作ろうとしたり、色々と楽しい日々を過ごした
次第に心が回復し、心を許し、兄のようになりたいと憧れを抱き、人の体躯へと成長するほどに大切な存在となった
母も心を許し寄り添い合ってくれた
実父のみ別、職場でのストレス発散やらで道具扱いしてくる方針は変わらず

7歳
春、曾祖母が倒れ義兄が介護に奔走する
7月始め、曾祖母が予言を残す
7月下旬、フォボスと出会い最初で最後の弟子になる
その頃から運命を覆す為に毎日鉄を打ち続けた(時には寝る間も惜しんで)
8月中旬、親戚の集まりの中で2階に行こうと階段に呼ばれ、父から肛門に中出しレイプされる


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